海外へ出ると感じるのが、「自己責任」という言葉の重さです。
パスポートを盗まれるのは、あなたの責任、犯人探しはしてくれません。
ロープウェイを降りる時に、揺れて怪我をしてもあなたの責任。
マッターホルンを下山するハイキング、その脇をマウンテンバイクが通り過ぎます。
ひとつ間違えれば谷に落ちます。
誰が責任を取るかで無く、自分の身は自分で守る。
当たり前と言えば当たり前ですが、日本に居ると「何かあったら、誰が責任を取るんだ」
という言葉が横行し、安全は人に守ってもらうもの、事故が起きれば人の所為(せい)に
しています。
スイスは永世中立国です。
その代り、国民皆、兵制度が国是としています。ある意味で日本は、恵まれて過ぎているのかもしれません。 海外旅行も勉強になります。
株式会社増木ホールディングス
代表取締役 増田敏政